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【活動報告】福島県いわき市に視察研修旅行に行って参りました

2025.02.20

会員向け情報

【活動報告】福島県いわき市に視察研修旅行に行って参りました

横芝光町宿泊組合では、令和6年度の視察研修として、福島県いわき市に視察研修旅行に行って参りましたので、ご報告いたします。

まず冒頭に、組合活動の見える化を図り、横芝光町で宿泊サービスを提供する旅館業、簡易宿所はもちろん、新たな宿泊スタイルである民泊やキャンプ場の皆さまにも組合の仲間に入っていただきたく、活動報告をウェブサイト上に掲載していくこととなりました。

●令和6年度視察研修旅行
日時:2025.2.18から1泊2日
場所:福島県いわき市
人数:6名

【研修旅行の目的】
全組合員に対し、「洪水・土砂災害」「地震・津波」「火災」「AED」という4項目において、5点満点で最も不安なことをアンケートした結果、「地震・津波」対策が最も高かったことから、令和6年1月に防災勉強会を開催し、2月に視察研修旅行を実施することになりました。

【視察旅行の概要と所感】
創業320年以上続く老舗温泉旅館 古滝屋 16代目当主の里見喜生さんにお会いし、お話をさせていただきました。東日本大震災を経験して変化した宿泊施設のあり方、まちづくりの取り組み、原子力災害を伝え続けることの意味、有事にあって宿泊施設のなしえることなどについて、2日間に渡りお話を頂きました。

その後、いわき震災伝承みらい館、ラ・ラ・ミュウに立ち寄り、道中には「常陸野ネストビール」を製造されている木内酒造さんにも立ち寄らせていただきました。

この2日間を通じて、未曾有の災害と被害の大きさ、そして今もなお終わっていないことを再認識させていただいたのと同時に、「宿のオーナーに会いに来てもらう」ことが私たち中小の宿泊施設が売るべき時間、取り組むべきことなのではないか。と感じざるを得ませんでした。

そして震災により噴出した社会課題に、宿泊施設が提供できる価値を様々な視点でご教授くださいました。
生活産業である宿泊業は、地域の皆さんの役に立つことができるのだと理解することができ、そして私たち宿泊組合で連携することで、お互いの宿泊施設の強みを活かし、地域に果たせる役割を整理していきたいと考えております。

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